ドライアイスマンブログ

「削らず、擦らず、傷つけず」8年越しの信頼が生んだピカピカの瞬間

つながりの力が仕事を動かす

「昨日は塗料を入れるタンクのお仕事でした!」
そんな一言から始まった一日。

この現場は、8〜9年前からお世話になっているお客様からのご依頼でした。
長くお付き合いしてきたお客様から再び声をかけていただける――それが何よりもうれしい瞬間です。

タンク洗浄の仕事は、ただ汚れを落とすだけじゃありません。
「またお願いね」と言ってもらえる関係性があるからこそ、現場の空気も柔らかくなる。
今回の現場も、まさにそんな“信頼の積み重ね”でつながっていました。

「擦らず・削らず」でも落ちる理由

今回洗浄したのは、オレンジ色の塗装がされた大きなタンク。
見た目以上にしぶとい汚れがこびりついていて、普通ならブラシや薬剤を使って擦るような作業になります。
でも、僕たちが使うのはドライアイス洗浄

マイナス79℃のドライアイスを高速で吹き付けて、汚れを「弾き飛ばす」ように落とします。
薬剤もケレンも使わないから、部材傷つけることなく綺麗にできるんです

作業を終えてタンクがピカピカに輝いたとき、お客様が「こんなに綺麗になるんだね!」と驚いた表情を見せてくれました。
その笑顔を見ると、疲れも一瞬で吹き飛びます。

この仕事を続けていて本当に良かった――そう思える瞬間です。

“綺麗”のその先にある想い

僕がドライアイス洗浄を始めてから、もう14年になります。
最初は右も左もわからず、先輩たちに教わりながら必死で覚えました。
今では現場を任され、若手に技術を伝える立場に。

でも、どれだけ経験を積んでも変わらないものがあります。
それは、「お客様の大切な設備を、気持ちよく使える状態に戻したい」という想いです。

工場のタンクや機械は、会社の仲間のような存在。
それを綺麗に保つことで、仕事の効率も気持ちもぐっと変わります。
ドライアイス洗浄は、ただの清掃技術じゃなく、“工場の健康診断”のようなものだと僕は思っています。

ピカピカになったタンクを前に、お客様と笑い合う。
その一つひとつの現場が、信頼の積み重ねであり、僕の仕事の原点です。

「擦らず、削らず、傷つけず」
そんな優しい洗浄方法が、信頼を守り、設備を長持ちさせる。

これからも僕たちは、地域の工場や企業を支える“縁の下の力持ち”として、
一つひとつの現場に心を込めて向き合っていきます。

「工場の仲間をピカピカにしたい」
そんなときは、ぜひ声をかけてください。
あなたの大切な設備を、僕たちがドライアイスの力で蘇らせます。

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