父としての時間の流れを感じる瞬間
北陸ドライアイス洗浄センターの村上昌洋です。今回は娘の事について
「この間まで紫だったはずなのに、今は金髪やピンクまで挑戦している次女――」
そんな驚きとともに、先日21歳の誕生日を迎えた娘の姿を見ながら、私はふと時間の流れを強く感じました。
長年、このクリエイション江口という会社で仕事に向き合ってきました。工場の現場で汗をかき、仲間と共に技術を磨き続け、もう14年。
気づけば自分も年齢を重ね、そして娘もすっかり大人の女性に。
誕生日当日は、昔から娘が大好きだったマルフジのテントウムシケーキを用意しました。
子どもの頃から変わらないそのケーキを囲みながら、自然と笑顔がこぼれました。
「大きくなったなぁ」
その一言に、これまでの時間と想いがすべて詰まっている気がしました。
仕事と家族、二つの大切な居場所
娘がまだ小さかった頃、仕事と家庭の両立には正直悩むこともありました。現場仕事は体力も時間も使いますし、責任も重い。
でも、家に帰れば父親としての自分がいて、娘たちの成長が何よりの活力になっていました。
紫や金髪、ピンクと次々に髪色を変える娘を見ながら思うのは、「自由に、自分らしく生きてほしい」という願いです。
私自身、仕事を通じて多くの人と出会い、挑戦してきました。だからこそ娘にも、好きなことに打ち込み、失敗を恐れず歩んでほしい。
そんな想いがあるから、誕生日の席ではつい口が滑ります。
「これからも素直でいてくれよ」
普段はなかなか言えないことも、特別な日には伝えたくなるものですね。
父としての誇りと未来への願い
21歳になった娘の姿を見ながら、父としての自分が誇らしく思えます。
これまで大きなケガもなく、まっすぐ育ってくれたことに感謝しかありません。
もちろん、これから先には楽しいことばかりでなく、壁にぶつかる日もあるでしょう。でも、そんな時に「大丈夫だよ」と言ってあげられる存在でありたい。
父親としてできることは、ただそれだけだと思うのです。
仕事では、信頼を築き、仲間とともに結果を出すことを大切にしてきました。
家庭でも同じで、言葉だけでなく背中で見せることが一番だと信じています。
娘の21歳の誕生日に寄せて――これからも君が素直で、笑顔の似合う人生を歩んでくれることを、心から願っています。